第四章 変数・リテラル・データ型
数学の変数とJavaの変数
Javaの変数は数学の変数とよく似ています。
変数xとyを使った一次方程式を例にして、
Javaの変数と比較してみましょう。
y=2x+1
目次
1.数学の変数
数学で習った変数をおさらいしてみましょう。
数学の変数
y = 2x + 1
x = 3 のときの y の値はいくつ?
x に
3 を代入して
y = 2 × 3 + 1
y = 7
答え 7
ここでは、「x」と「y」が変数ですね。
どうだ?
大丈夫そうか?
ギリ大丈夫っス。
2.Javaの変数の使用例
同じ内容を、Javaのソースコードで書いてみましょう。
//Sample15_01.java
class Sample15_01 {
public static void main(String[] args){
int x; //変数xの宣言
int y; //変数yの宣言
x = 3; //変数xに代入
y = 2 * x + 1; //変数を含んだ計算
System.out.println("答え:" + y);//変数yの参照
}
}
コマンドライン
>javac Sample15_01.java
>java Sample15_01
答え: 7
数学の変数とJavaの変数の共通点
- ここでも、「x」と「y」が変数です。
- 数学の変数と同様に、値を代入して使います。
- 値を代入した変数は、値と同様に使えます。
- 計算結果を、左辺の変数に代入できます。
なんとなく気持ちは伝わるわ。
十分だ。
続けよう。
3.数値以外の値での変数の使用例
Javaの変数は、変数の宣言をした時点で、データ型が決まっています。
変数のデータ型と異なる値は、基本的に代入できません。
//Sample15_02.java
class Sample15_02 {
public static void main(String[] args){
char ch; //変数chの宣言
String str; //変数strの宣言
ch = 'X'; //変数chに、文字「X」を代入
str = "Java-Ranger"; //変数strに、文字列「Java-Ranger」を代入
System.out.println(str + ch); //変数strとchの参照
}
}
コマンドライン
>javac Sample15_02.java
>java Sample15_02
Java-RangerX
そうか、
変数に代入できるのは
数値だけじゃないってことっすね。
その通りだ。
文字リテラルや文字列リテラルにも
注目してくれ。
数学の変数とJavaの変数の相違点
- 変数を使用する前に変数を宣言する必要があります。
- 変数を利用できるのは数値に限りません。
- 変数のデータ型と同じデータ型の値を代入できます。
- 値を代入した変数は、リテラルと同様に使用することができます。
詳細な使い方は次のページから説明しますね。
お疲れ様でした。